9月6日(火)の手紙


2016年9月6日(火)

『何事も党派心や虚栄からするのでなく、へりくだった心をもって互に人を自分よりすぐれた者としなさい。おのおの、自分のことばかりでなく、他人のことも考えなさい。』ピリピ人への手紙2章3節~4節


ジェイスン・レイはノースカロラナ大学の明るい学生だった。
彼は三年間、大きな雄羊の着ぐるみに入って、ある日はスポーツ大会の応援、次の日は子ども病院の慰問にと活発に暮らしていた。

だけど2007年3月、バスケットボール大会に出場したチームと一緒にいる時、車にひかれてしまった。
家族が病院に駆けつけ回復を祈ったけれど、彼は21歳の短い人生を閉じた。

だけど、話はそこでは終わらない。
彼は二年前、自分が死んだ時に臓器と皮膚を提供する旨の意思登録を済ませていた。
そして、彼の思いやりは四人の命を救い、十名以上の患者を助けた。

彼は若く、自分のためにやりたい事がいっぱいあっただろう。
だけど、その人生の絶頂期に、他人の事を考えていたのだ。
彼の好意に助けられた患者や家族は、この若者の思いやりに深く感謝したそうだ。

彼の行動は、今日の御言葉が語っている通りだ。
パウロは、自分の事以上に他人に配慮しなさいと呼びかけた。
他の人に向かって開かれている心は、本当に健全な心だから。

God Bless You!!

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