今日の手紙

2023年2月2日(木)


『お金の悩み』

イエスはお金について語ることが多かった。
けれども二千年後のクリスチャンは、イエスの真のメッセージになかなか同意できずにいる。
その理由の一つは、イエスが「実際的な」助言をほとんどしておられないからだ。

イエスは特定の経済システムに意見することがなく、ルカの福音書12章の記事にあるように、財産に関する個人的な紛争に巻き込まれることを良しとしておられない。
お金を主として「霊的な」力ととらえておられる。

ある牧師によると、お金については三つの問いに集約される。

1・どのように得たか
得るときに不正やごまかしがなかったか。
貧しい人々を虐げなかったか。

2・そのお金をどう使おうとしているか
貯め込むのか。
他者の弱みに付け込むのか。
不必要な贅沢をするために浪費するのか。

3・そのお金があなたに何をしているか。

イエスはこれら三つの問題すべてについて語っているが、最も力説しておられるのは最後の問題だ。
イエスが言われるように、お金は偶像崇拝によく似た結果をもたらす。
人を捕らえ、人生を支配し、神から注意を逸らす。

イエスは、お金から自由になるようにと言われた。
たとえすべてを手離すことになっても、である。

ルカの福音書12章は、お金に対するイエスの姿勢を見事に集約している。
イエスはどんな所有物のことも咎めておられない。

「これらのもの食べ物、飲み物、着る物があなたがたに必要であることは、あなたがたの天の父が知っておられます」。

ところが、安定した将来を考えてお金を信仰することに、強い警告を発せられた。
裕福な男の話のように、お金は最終的に、人生における最大の問題を解決することができないのだ。

イエスは徳衆に、神の国の宝を探し求めるよう促された。
神の国の宝は、この世の人生にも次の人生にも益をもたらすからだ。

イエスは「思い煩うな」と言われる。
基本的に必要な物は神が与えてくださると信頼するように、と言われるのである。
その要点を強調して、旧約聖書中、最も裕福な男であるソロモン王を例に出される。

強い愛国心をもつユダヤ人の英雄であるソロモンを、イエスは違った光の中で見ておられる。
ソロモンの栄華は消えて久しい。
全盛期にあっても、ソロモンはあちこちに咲く野の花ほど心をひかない存在だった。

お金や持ち物に心を悩ませながら人生を送るよりも、地球を丸ごと惜しみなくケアしてくださる神に信頼するほうがよいのだ。

God Bless You!!


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