8月27日(日)の手紙


2017年8月27日(日)

『つるぎをもって刺すように、みだりに言葉を出す者がある、しかし知恵ある人の舌は人をいやす。』箴言12章18節


箴言の著者は、賢くない人のことを「つるぎをもって刺すように、みだりに言葉を出す者がある」と記している。
私たちの舌は、多機能の刃を備えたナイフのよう。
あれやこれやと、様々に互いを傷つけてしまう。

怒り、苛立ち、欲求不満、ストレス、罪悪感、自信のなさ、不安。
こうした健康的とは言えない心の状態が、刃のような言葉を口にして、自分や人を傷つける。
友達や家族の関係に、ひびが入ったりする。
こういう訳なので、神に嫌われる七つの忌まわしいものの中に、「兄弟の間に争いを引き起こす者」が含まれていることは、不思議ではない。

仲間入りをしないようにするには、どのようにすればよいのだろう。
まず、よく考えてから口を開こう。
噂話や中傷を口にしないようにしよう。
人の心を癒すのではなく、傷つけるような言葉なら口から出してはいけない。
自慢や嘘、その他、人に仲たがいをさせるようなことを言ってはいけない。

そうではなく、愛や憐み、赦し、真実など、人の心を癒す言葉を語ろう。
これらが、私たち自身と私たちの人間関係を支配しなくてはならない。
そもそも、主イエスが、赦しや愛、そして恵みを語ってくださらなければ、私たちはどうなっていたのだろう。

ナイフは、捨ててしまおう。
癒しの言葉を語ろう。
また、助けの手を差し伸べよう。
私たちは言葉によって、壊すことも建て上げることもできるのだから。

God Bless You!!

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