8月14日(木)

8月14日(木)

『もし最初の確信を、最後までしっかりと持ち続けるならば、わたしたちはキリストにあずかる者となるのである』ヘブル人への手紙3章14節


イスラエルの民は、どうしてあんなに神様を信じる事ができなかったのだろう。
彼らは、神様の御声を聞いたけれど、心を頑なにした。
だけど、今日の私達も、同じようなものだ。

神様は、荒野での生活の必要を満たしてくださった。
人々は、しばらくは満足して幸せだったけれど、立ちはだかる困難という名の壁を凝視するあまり、信仰を失ってしまった。

モーセは、神様から指示を受けるために山に登って行った。
その直前、イスラエルの民はアマレク人を打ち負かしたところだった。

すべては、順調だった。
だけど、モーセはいつまでも帰って来なかった。
人々は、パニックに陥った。
彼らは、自らの過去を振り返って神様を信頼するのではなく、指導者のいない未来の不安しか想像できなくなってしまった。

神様による解放という過去をちょっと振り返るなら、彼らの信仰は強められただろう。
だけど、将来への不安によって彼らの信仰は阻害されたのだ。

私達も、大きな障害を見ているのかも知れない。
そんな時、神様が過去に成してくださった事を再確認する必要がある。
神様の御業を振り返るなら、前途の確信がはっきりと見えてくるだろう。

恐れは信仰の妨げとなり、信仰は確信の灯火となるのだから。

God Bless You!!

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