6月7日(土)

6月7日(土)

『わたしはあわれみの綱、すなわち愛のひもで彼らを導いた。わたしは彼らに対しては、あごから、くびきをはずす者のようになり、かがんで彼らに食物を与えた』ホセア書11章4節


クリスチャンの若い父親が、真剣に親の務めを果たそうとしていた。

幼い息子を守り、彼が成長すると一緒にキャッチボールをし、励まし、神様と人生について教えようと努めた。

だけど、息子は成長すると共に過度の独立心で過激な行動に走るようになった。
彼は、ルカによる福音書15章の放蕩息子のように、父親の価値観を否定し、愚かな決断をして窮地に陥ってしまった。

この父の落胆は大きいものだったけれど、息子に愛想をつかす事は決してなかった。
「何をしても、私の息子である事に変わりはない。
愛する事は、決して止めない。
いつでも、家に帰ってきなさい」と言い続けた。

そして、喜びの日がついに訪れ、ふたりは和解をした。

ホセアの時代の人々は、同様の歩みをした。
神様によってエジプトから助け出され、養われたにも関わらず、神様に背を向けた。
カナン人の神々を拝み、御名を辱めた。
だけど、神様はなお彼らを愛し、彼らが立ち返るのを望んで待たれたのだ。

神様から遠く離れすぎて、戻れないと感じている人がいるだろうか。
私達を救い、大切にしておられる神様は、私達が戻るのを心から願っておられる。
赦して迎えようと、両手を広げて待っておられる。
追い払うような事は、決してなさらない。

神様の愛は、私達の想像を超えたハンパじゃない愛なのだ。

God Bless You!!

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