3月31日(月)

3月31日(月)

『主はこう言われる、「あなたがたの先祖は、わたしになんの悪い事があるのを見て、わたしから遠ざかり、むなしいものに従って、むなしくなったのか』エレミヤ書2章5節


人間は、神様なしでやっていけると断言した科学者達がいた。
神様に向かって、「神様、我々はもはやあなたが不要です。
クローン人間を作る技術もあるし、色々な奇跡を起こす事もできますから」と言った。

神様は、辛抱強く彼らの話を聴いておられたけれど、やがて、「よくわかった。
では、人造りコンテストをしよう。
昔、私がアダムを造ったようにすればいい」と言われた。

科学者達も同意して、早速ひとりが身をかがめて、土を手ですくいあげた。
神様は、それを見ると、「駄目だ、まず、自分で土を造りなさい」と言われた。
結局、人間は、神様がされたように、無から有を生み出す事などできないのだ。

エレミヤの時代、イスラエルの民は、主なる神は不要であるかのような生き方をしていた。
そして、祈りに応える事もできないような、異教の神々を拝んでいた。
だけどエレミヤは、真の神様を捨て、真の神様を畏れなくなった民に立ち向かったのだ。

神様は不要だと、言わんばかりの生き方をしていないだろうか。
イエス様は、救い主だと口では言いながら、自分の知恵や能力を偶像化し、過信していないだろうか。
自分を偶像化しても、結局は後悔しか残らないものだ。

神様から離れてしまう事は、神様を悲しませる生き方を選んでいる事に他ならない。
だけど、そんな生き方は、私達の深いところにある必要を満たしてはくれない。

だけど、そんな私達でも、神様のみもとに今日、帰る事ができるのだ。
神様は、御手を広げて待っておられる。
今も、あなたを待っておられるのだ。

God Bless You!!

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