2023年9月26日(火)

2023年9月26日(火)


『だれも欲しがらない贈り物』

ブランド博士は、「痛みがあることを神に感謝します!」と言っている。

当然痛みは不快なもので、ストーブに触れれば、すぐに手を引っ込めさせるだろう。
不快という痛みの特質が私たちを救ってくれるのだ。
応答を求める警戒信号がなければ、私たちは警告に気づくことがない。

それゆえ、痛みは神の大きな失策などではない。
それは贈り物であり、だれも望んでいなくても、大切な贈り物なのだ。

痛みは通信網として見られるべきである。
痛みは私たちの身体を一つにするとともに各器官を守り、私たちを防御するという共通の目的のために各器官を結びつけている。

すべての痛みが善であるとは言えない。
ときに痛みは荒れ狂い、人生を悲惨なものにする。

身体の自由を奪う関節炎や末期癌を患う人には、痛みが支配するため、どんな緩和処置によってでも、苦痛のない世界は、それ自体が天国のように思えることだろう。

しかし、大方の人にとって、痛みという通信網はいつも、私たちを守る働きをしている。
ときに私たちに敵意をむき出しにするこの星で、命が長らえるように組み立てられている。

ブランド博士は言っている。
「痛みに対する、道理にかなった不平といえば、痛みを失くせないということだ。
末期癌患者の場合のように、その警告に耳を傾けながらも、痛みの原因をどうすることもできない。

だが、私は外科医として、苦痛の中で緩和できないカテゴリーに入るものは1パーセントに満たないと確信している。
人間を襲うあらゆる痛みの99パーセントは短期のものだ。
医療、休息、生活様式の改善が必要な矯正可能な状態だ。」

「痛みは贈り物である」という驚くべき考えが、苦しみに関係する問題の多くに答えとならないことは確かだが、これは、痛みと苦しみを現実的にとらえる出発点となる。

強い痛みから引き起こされる感情的なトラウマが、痛みに備わっている価値を見えなくしていることは実に多い。

God Bless You!!


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