2023年12月10日(日)

2023年12月10日(日)


『イエスの読んだもの』

旧約聖書を読むとき、私たちはイエスが読み、お用いになった聖書を読んでいる。
これらはイエスの祈った祈り、イエスの覚えた詩、イエスの歌った歌、イエスが子どものころ寝る前に聞いた話、イエスが熟考した預言だ。

彼はユダヤ教の正典の「一点一画も」尊んでおられた。
旧約聖書を理解すればするほど、イエスのことがよく理解できる。

マルティン・ルターの言葉によると、「旧約聖書はキリストの遺言状だ。
彼は自分の死後、この手紙が開封されて読まれ、福音書を通してあらゆる場所で宣べ伝えられるようにされた」

ルカの福音書には、イエスがエマオ途上で二人の弟子の傍らに姿を現された感動的な場面が描かれている。
復活の噂は野火のように広がってはいたものの、この二人は明らかにまだ信じておらず、意気消沈した彼らの目をのぞき込んだイエスにもそれは見て取れた。

悪ふざけのように、イエスは、この数日間にこのイエスという男に起きたことをもう一度彼らに逐一言わせてみる。
それでも彼らにはまだ、目の前にいるのがイエスであることがわからない。

そしてイエスは彼らを叱責される。
「『ああ、愚かな者たち。
心が鈍くて、預言者たちの言ったことすべてを信じられない者たち。
キリストは必ずそのような苦しみを受け、それから、その栄光に入るはずだったのではありませんか。』

それから、イエスは、モーセやすべての預言者たちから始めて、ご自分について聖書全体に書いてあることを彼らに説き明かされた」。

私たちは今日、「エマオへの道」を逆向きに経験する必要がある。
弟子たちはモーセのことも預言者たちのことも知っていたが、キリストなるイエスとどのようなつながりがあるかを理解していなかった。

一方、現代の教会はキリストなるイエスを知っているが、モーセや預言者たちを理解する力を急速に失いつつある。

God Bless You!!


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