2022年11月4日(金)

2022年11月4日(金)


『神に近づきなさい。そうすれば、神があなたがたに近づいてくださいます。』ヤコブの手紙4章8節


人々に、神の真理を根拠として行動を起こすように勧めるのは絶対必要なことである。
もちろん行動するかどうかの責任は個人にある。

あなたが代わりを務めることはできないし、本人が自分の意志で行うものでなければならない。
しかし、いずれにしても、福音のメッセージは人を実際の行動へと促すものでなければならない。

頑なに行動に移すことを拒んでいては、少しも前に進めない。
しかし、ひとたび行動に移すなら、別人のようになる。

神の御霊によって自分の罪に目覚めた何百という人々の道を塞いでいるのは、この愚かさである。

思い切って行動に移せば、その瞬間、私は生きる。
行動に移さなければ私は単に存在しているにすぎない。
私が真に生きる瞬間とは、自分の意志全体を働かせて行動する瞬間のことなのである。

一つでも神の真理に納得できたなら、たとえ外面的な行動に関わることでなかったにせよ、その真理に基づいて、内なるあなたの意志に働きかけよ。
それをインクと血で書き記し、自分の生活に取り入れよ。

最弱の聖徒でも、イエス・キリストとこのような取引をするなら、行動を起こした瞬間に解放を経験し、彼のために神の全能の力が始動態勢に入るのである。

私たちは神の真理のもとに来て、自分の過ちを告白するものの、再び元のところに戻ってしまう。
そして、もう一度、神の真理に近づいては、また引き返す。

それは、もはや戻る必要がないと分かるまで続くものである。
そのような回りくどいことをせず、私たちは贖い主なる主のみことばにまっすぐ行き、主と取引をしなければならない。

「来なさい」という主のみことばは「わたしと取引をせよ」という意味なのだ。

主のもとに行くということほど、私たちにとって苦手なことはない。
しかし主のもとに行く者はだれでも、その瞬間に人知を超えた神のいのちが自分の中に流れ込むのを経験する。

世と肉、そして悪魔の圧倒的な力が麻痺状態となる。
それはあなたの行動の成果ではなく、その行動によって、あなたが神とその贖いの力につながれたからなのである。

God Bless You!!


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