2022年11月15日(火)

2022年11月15日(火)


『ペテロは彼を見て、「主よ、この人はどうなのですか」とイエスに言った。「……あなたに何の関わりがありますか。あなたは、わたしに従いなさい。」』ヨハネの福音書21章21節、22節


どれほど努力しても身につかない教訓の一つに、他人の人生に干渉してはならないことを分かろうとしない頑固さに起因するものがある。

相手に良かれと思ってすることの危険性、つまり他の人々に対する神のご計画に水を差す危険に気がつくまでには、相当な時間がかかるものだ。

苦しんでいる人を見て、「彼が苦しむことはない。
私が何とか助けよう」とあなたが言うなら、神があえて許されたことを阻止するために、不遜にも妨害の手を伸べたに等しい。

そんなあなたに神は言われる。
「それがあなたと何の関わりがあるのか」と。

もしあなたが霊的に停滞しているなら、決してそのままにしていてはいけない。
神の御前に出て、その原因を突きとめるべきである。

事によれば、その停滞の原因は、他人の人生に余計な首を突っ込んだためかもしれない。
自分に権限のないことを提案したり、助言したりしてきたためかもしれない。

あなたがどうしても助言しなければならないときは、神はあなたを通し、御霊が直接理解されたことを用いて助言してくださる。

あなたの役割は、神と正しくつながり、神が洞察されたことが、常にあなたを通して相手に祝福として臨むことである。

私たちの多くは、意識の領域で生活をしている。
奉仕を意識し、神への献身を意識している。

これらはすべて未熟さの表れにほかならない。
まだ本物の生き方になっていないのである。

成熟した段階というのは、いわば意識せずに生きる子どもの生き方である。
神に何もかもお任せしているので、神に用いていただいている、という意識すらない。

自分が「裂かれたパン」「注がれたぶどう酒」として用いていただいているという意識があるなら、次の段階へ進まなければならない。

自分自身を意識すること、また神が自分を通して何をしておられるかという意識のない段階である。

聖徒には、自分が聖徒であるという意識が全くない。
神に拠り頼むことだけを意識しているのである。

God Bless You!!


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