2021年11月28日(日)の手紙

2021年11月28日(日)


『わが神。昼、私は呼びます。しかし、あなたはお答えになりません。夜も私は黙っていられません。けれども、あなたは聖であられ……。』詩篇22篇2節〜3節


あなたの手にしている唯一の力、無二の希望を、手放そうなどと惑わされてはいけません。
どんな状況にあろうとも、神が真実なお方でなくて御約束を守らないという愚かな考えを、一瞬たりとも起こしてはいけません。

祈りが七年ものあいだ答えられなくても、「けれども、あなたは聖であられます」と主に申し上げましょう。
そのことを心にしっかり植えつけなさい。

いと高きお方の誉れを貶めるような疑念に、わずかでも隙を与えてはいけません。
そのような疑念は、決して神から正当と見なされないからです。

神は真実であり、信頼できるお方です。
この聖書簡所の場合、あらゆる中でも明らかに最悪ですが、神はたしかに、最終的に御子をお与えになり、時がくれば救い出してくださいました。

あなたは今、なぜ神からこんな奇異な扱いを受けるのか、わからないかもしれませんが、神が信頼に足らないとは一瞬でも考えるべきではありません。

祈りをやめてはいけません。
祈りにふさわしくない時など、決してないのです。

昼間のまぶしい光にいざなわれて祈りをやめてはいけません。
真夜中の闇に閉ざされて呼ばわりの声をやめてはいけません。

サタンのおもな目的の一つは、いつも祈るという武器を信仰者に片づけさせることです。
私たちがいと高き神に呼ばわり続けるかぎり、群れの中の最も弱い小羊さえ滅ぼせないことをサタンは知っています。

祈りは、力ある祈りは、ささげ続けさえするなら、いつかは聞かれます。

神以外のあらゆる拠り所を放棄することを、信仰によっていっそう堅く決意し、ますます激しく呼ばわりの声をあげましょう。
恵みのドアを開けるのは、ノックする人ではありません。
開ける力のあるお方が、うまくノックさせてくださるはずですから、何度も、何度も、何度も、急いでたたきなさい。

いにしえのピューリタンのことばにあるように、「冷めた祈りで求めても拒まれる。
熱く燃える祈りこそ聞き入れられる」のです。

あなたの祈りを、天の御国の門をたたく、杭打ち機となし、聖なる激しさで門をこじ開けなさい。
たましいのすべてを賭けて戦い、勝利を堅く決意しつつ恵みの御座に攻め寄せるなら、必ずや聞き入れられます。

それでもまだ答えられないなら、その遅延を確実なよきアドバイスと受け止め、ますます堅固に信仰に立ち、いっそう熱心に呼ばわりなさい。

主イエス様。
カルバリの十字架さえ、復活による最終的な勝利を妨げることはできませんでした。
そのことを確信しつつ祈ります。

アーメン


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