2021年1月6日(水)

2021年1月6日(水)


『試練に耐える人は幸いです。』ヤコブの手紙1章12節


その種の事件はスポーツ界で前代未聞というわけではありません。
これが最後でもないでしょう。

しかし、この事件に言及することで、恥ずべき過ちを繰り返さないように、自分たちを戒めることができるかもしれません。

クリスチャンで人格者だと思われていた大学フットボールチームのコーチが、全米大学体育協会の規則に対する明確な違反が発覚して、辞任に追い込まれました。

ある雑誌は、「彼を公明正大な人としてきたこと自体、大学フットボール界の大いなる神話だったのではないか」とまで述べています。

これは彼にとって何とも恥ずべき事態でしたが、それ以上に、誰にでも起こりうることだという私たちへの警鐘でもあります。

人生に秘密の扉をこっそり作り、その向こうで主の御名を汚すような行為をするという誘惑に、人は絶えずつきまとわれます。

誠実さと正しさを忘れ、キリストの名をはずかしめてしまうリスクは、誰にでもあります。
私たちは皆、誘惑に弱いのです。

誘惑に負けないためには、どうすればよいのでしょう。
まず、誘惑が常にあることを認識し、罪の恐ろしい結末を理解しましょう。
そして、クリスチャン同士で説明責任を果たしましょう。
それに加えて、転ばないように神の助けを祈りましょう。

なぜなら、神の恵みと力のみが、私たちを転落から守ってくれるからです。
また転んだときでも、助け起こしてくださいます。

どんな罪にも入り口があります。
その扉を決して開いてはいけません。

God Bless You!!


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