2020年1月16日(木)の手紙

2020年1月16日(木)


『あなたがたがわたしのうちに、そしてわたしがなたがたのうちにいる……』ヨハネの福音書14章20節


すべてのクリスチャンの霊的な歴史は、次の二つの言葉で書き表すことができるでしょう。
「あなたがたがわたしのうちに」いることと、「わたしがあなたがたのうちにいる」こと。

神のお考えでは、キリストとクリスチャンは次のような形で一つになります。
すなわち、キリストは天におられると同時に地にもおられ、クリスチャンは地にいながら、天にもいるのです。
天上のキリストはクリスチャンの、目には見えない部分であり、地上のクリスチャンはキリストの、目に見える部分なのです。

これは驚くべき考え方ですね。
この意味は、神はどんなお方であり、人間の人生にどんなことをしてくださるのかを人間が見ることができるように、あなたと私でキリストを天から地にもたらさなければならない、ということなのです。

それは、私たちの内で豊かにキリストのいのちを生きるということ。
人々は、私たちの内にキリストを見ることによって、信仰と愛とをもってキリストに引き寄せられるのです。

ルース・パクソン


神がご自身を現すたった一つの方法、それは「キリストがあなたがたのうちにおられること」である。
神が人間にご自身を現すためには、我々の内でキリストに生きていただく以外に道はない。

人の手で建てられた宮の中のシェキーナー(神の座に現れたヤハウェ)の栄光によるわけにはいかない。
贖われて救われ聖められた者たちが、彼らの内に生きておられるキリストとともにこの暗い世界の中を歩いていくときに、その人生において、神はご自身を現されるのである。

L・L・レットガーズ


キリストは私たちを表すために、私たちの生まれながらの性質をもって天に上げられ、地上の私たちにご自分の性質を残された。
私たちがキリストを表すためである。

ジョン・ニュートン


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