2019年8月13日(火)の手紙

2019年8月13日(火)


『あなたがたは心を騒がせてはなりません。 神を信じ、またわたしを信じなさい。』ヨハネの福音書14章1節


私たちはしばしば、厚くて黒い雲を見ては嵐を予測し、あるいは災害に襲われるのではと予想します。
ある人は不況のときが近づいているのではないかとさえ言います。
仕事がなくなり、将来のことが心配になります。

さらには子どものことが気になってきます。
というのは、若い人たちの中にさまざまな新しい傾向を目にし、自らの将来のことが心配になってくるからです。
そのうえ健康がすぐれなくなり、病気が悪化したらどうしようか、と必要以上に思い悩みます。

しかし、主イエス・キリストは「心を騒がせてはなりません」と勧めておられます。

恐れてはなりません。
神はこれまで苦境の中にあってもあなたを助けてくださいませんでしたか。
心配事はすべて主にお任せし、主が望まれることを実行しようとすれば、主はどんなときでも優しく接してくださいます。

もし私たちが炉の中に投げ込まれることがあるとすれば、それは、主が私たちの内にある不純物を清めるためです。
そして、炉の温度が必要以上に高くなることはありません。
いつくしみが常に悲劇の埋め合わせをしてくれるのです。

重荷は信頼できる主におゆだねしましょう。
どんなときも主が支えてくださるからです。
主は私たちの親しい友人なのです。
決して私たちの敵となることはありません。

元気を出しなさい!
「小さな群れよ、恐れることはありません」
恐れを振り払い、そして、喜びなさい。
「あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国を与えてくださるのです」と言われているからです。

道は険しいかもしれません。
しかし、目指すところははっきりしているではありませんか。
私たちは天国に向かって進んでいるからです。
すべてのキリスト者が王子と王になれるところに向かっています。

元気を出しなさい。
たとえ私たちの順応性が弱く、また、たとえ進む道が厳しく、風が荒れ狂っていても、それによってどんな混乱も生じることはありません。
そして、影響を受けることもないのです。

前方にはすでに天国が見えているではありませんか!
今歩んでいるその旅路を力強く進みましょう。

臆病者になってはなりません、
むしろ、声高らかに賛美の歌を歌いなさい。

背中にはかばん、手には荷物、
敵のいる地を大急ぎで進む。
その進む道に危険が満ちていても、
それは決して長くはない。
希望をもって真っすぐ進んで行こう、
賛美の歌を力強く、そして、高らかに歌いながら。

God Bless You!!


a:105 t:1 y:0