2019年6月5日(水)
『主は、たとえ悲しみを与えたとしても、豊かな恵みによって、人をあわれまれる。』哀歌3章32節
あまりの悲しさに押し潰されると、最も確かな慰めの源さえ忘れてしまいます。
ほんの小さな打撃が大きな痛みを引き起こします。
しかし、深刻な一撃によって意識を失うと、襲撃を受けたときの痛みさえ覚えていない、と言われています。
悲嘆があまりにひどいとあなたは知力を奪われ、平安を得る手段さえ思いつかないことが起こるのです。
懲らしめの鞭のもとでは、痛みははっきり記憶されますが、癒しの約束は思い出されることもありません。
イスラエルの民は、神の懲らしめのもとにあったとき、神の契約を忘れてしまいました。
というのは、彼らの悲しみと失望があまりに大きく影響したからです。
これが彼らの状況でした。
あなたの場合はどうですか。
その耳は悲しみのために聞こえなくなってしまったのですか。
心は無気力のために健忘症に罹ってしまったのですか。
あなたの苦難は神の存在よりもリアルに思われるのですか。
あなたを包んでいる不吉な悲しみは、天と地のすべての光を暗黒にしてしまうほどのものなのでしょうか。
私が主の使者になってもよいでしょうか。
主は今もあなたと契約関係にあることを忘れないでください。
「主は、たとえ悲しみを与えたとしても、その豊かな恵みによって、人をあわれまれる」のです。
「神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています」。
主なる神は、約束を誠実に守ってくださる方なのです!
神はまた「あなたが水の中を過ぎるときも、わたしは、あなたとともにいる。
川を渡るときも、あなたは押し流されず、火の中を歩いても、あなたは焼かれず、炎はあなたに燃えつかない」と言われます。
これらの御言葉を堅く信じてください。
神はあなたを支えてくださいます。
涙を払いのけ、体を洗って身に油を塗り、主の宮に入りなさい。
勇気を失ってはなりません。
主はあなたの心を強くしてくださいます。
God Bless You!!
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