2019年6月25日(火)の手紙

2019年6月25日(火)


『主はねたんで復態讐する神。主は復讐し、憤る方。主はご自分に逆らう者に復讐し、敵に対して怒る方。』ナホム書1章2節


みなさん、主はあなたの愛をねたんでおられます。
主があなたを、ご自分の民として選んでくださったからです。

しかし、そのとき主は、あなたがほかの神を選ぶのではないかと、そのお心は穏やかではなかったのです。

主はご自分の血をもって、あなたを買い取ってくださいました。
そのときも主は、あなたが自分のことを他のだれにも属さない主ご自身のものだと考えているのか、それとも、この世に属していると考えているのではないかと思い悩み、その心を乱し、忍耐の緒が切れそうになっておられたのです。

主はあなたが滅びるよりも、ご自分のほうが先に滅びるほうがよいと思うほどの愛をもって、あなたを愛してくださったのです。
ご自分とあなたの心の中にあるこの愛との間で板挟みになり、何ものにも耐えられないほどだったのです。

主はまた、あなたの信頼の心をもねたんでおられます。
主はあなたが人間の力を信頼することをお許しになりません。
「水を溜めることのできない、壊れた水溜め」を作りだすことに我慢できないのです。

私たちが主を信頼するとき、主は大いに喜ばれます。
しかし、他のものに信頼を移すと、あるいは、自分自身の知恵とか、友人の知恵に信頼を置こうとすると、あるいは、これは最悪ですが、自分自身の働きに信頼を置くと、主は不快になられるのです。

そして、私たちをご自分のところに引き戻そうとして懲らしめを与えられるのです。

主はまた、私たちの仲間のことについてもねたみをもっておられます。
あなたには主イエス・キリスト以上に親密な交わりをもてる方はいないはずです。
主のもとにとどまることが、あなたがたの本当の愛なのです。

世と交わりをもつこと、肉的な慰めの中にこの上ない慰めを見いだすことは、ねたみ深い主に対して耐えがたい悲しみを与えることになります。

主はご自分のところにとどまり、主との絶えざる交わりを楽しむことを欲しておられます。
主が与えようとしている多くの試練は、私たちの心を被造物から乳離れさせ、そして、その心を主なる神のほうへとさらに密接に向けさせるためのものなのです。

私たちをご自分のすぐ近くにおらせようとするこの主のねたみが、私たちの慰めとなるようにしようではありませんか。
もし主が私たちの愛について気を配ってくださるほど、私たちを愛しておられるのであれば、私たちを傷つけるものは何もないと確信できます。
というのは、主はあらゆる敵から守ってくださるからです。

願わくは、今日も主の豊かな恵みをいただき、愛する方のためにのみ、神聖な清らかさの中にこの心を保つことができますように。
願わくは、世のすべての魅力に対して聖なる用心深さをもってこの目を閉ざすことができますように。
このことを切に祈ります。

God Bless You!!


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