2019年4月17日(水)の手紙

2019年4月17日(水)


『「もしも 主が私たちの味方でなかったなら。」さあ イスラエルは言え。』詩篇124篇1節


あなたが真実神の子であれば、大水の中を通ることや、さまざまな試練によって骨の髄まで冷たくなることもあるでしょう。
それらの試練があなたを打ちのめし、足場を取り除き、激流の中へと押し流してしまうように見えることもあるかもしれません。

しかし、それでもあなたは試練を遠ざけることがあってはなりません。

試練に耐えた後であっても、今後試練に遭うことはないという思いに陥ってはなりません。
一つの悩みが解決すると、別の悩みがやって来ます。
おそらくその一つ一つの内容は違ったものでしょう。
そのため、違った種類の勇気と慎重さをもって対応する必要が求められます。

時に私たちは水の中ではなく、火の中に投げ込まれることもあるのです。
そのとき、寒さで震えるのではなく、炉の中で溶ける金属のように熱せられ、恐ろしい炎があなたの全身を包むことでしょう。

私たちが隠れた神の力、あるいは全能者の力を与えられていなければ、信仰を打ちのめし、そして、私たちを食い尽くしてしまうような試練に襲われるかもしれません。

「主は 大洪水の前から 御座に着いておられる。
主は とこしえに 王座に着いておられる」。

もしこの御言葉が真実でなかったとすれば、私たちは遠い昔に大水の流れの中で溺れ死んでいたことでしょう。
もし神が燃え立つ火をご自分の使者とし、焼けるような熱をご自分のしもベとしていなかったとすれば、私たちは完全に滅ぼされていたことでしょう。

しかし「火の中を歩いても、あなたは焼かれず、炎はあなたに燃えつかない」のです。
どんなものもすべては神に仕えるしもべなのです。

たとえ、あなたがまだこのような試練に遭遇していないとしても、もし主があなたの助け手でなければ、天に召されるまでに、わが身が滅ぼされてしまうほどの苦難に出遭うのではないか、と予想してしまうかもしれません。

しかし、主にある多くの人は詩篇記者とともに「『もしも 主が私たちの味方でなかったなら。』
…そのとき 大水は私たちを押し流し、濁流は私たちを越えて行ったであろう。
…罠は破られ 私たちは助け出された」と主を賛美することができるのです。

God Bless You!!


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