2019年10月8日(火)の手紙

2019年10月8日(火)


『すなわち、号令と御使いのかしらの声と神のラッパの響きとともに、主ご自身が天から下って来られます。そしてまず、キリストにある死者がよみがえり、』テサロニケ人への手紙第一4章16節


主イエスの復活、この驚くべき奇跡の事実とそれに関する教えは、私たちから死の悲しみを取り除くことを目的としたものです。

不死を信じる信仰は、救われた者の魂に襲いかかる限りない不安を、私たちから取り除いてくれます。
滅びた肉体が再び生き返ります。
消滅することはないのです。

土の中に置かれた遺骸は、「号令と御使いのかしらの声と神のラッパの響きとともに、主ご自身が天から下って来られます。
そしてまず、キリストにある死者がよみがえり」と言われているように、時が来るまで、そこでただ眠るだけです。

私たちの体は再び魂と結合し、さらに優れたものを着、そして、まだ全く知られていない未知のものを身に着けるのです。

神の民に対する主の愛は、肉体のない魂に対する愛だけではなく、肉と血を持った男と女たち、そのすべてに対して注がれます。
神の選びの民に対する主イエス・キリストの愛は、ただ魂に対してだけの愛ではありません。
主は、私たちの骨をことごとく守り、その一つさえ、砕かれることはありません。

私たちの髪の毛さえも、みな数えられているのです。

神は人の魂だけでなく、人の肉体をもご自身と結びつけてくださいます。
私たちの贖い主は身代金を支払い、魂と肉体を完全に買い取ってくださいました。
主イエス・キリストが私たちに与えてくださったものは、 部分的な願いだけではなかったのです。

ヨブ記に「私は知っている。私を贖う方は生きておられ、ついには、土のちりの上に立たれることを。
私の皮がこのように剥ぎ取られた後に、私は私の肉から神を見る。
この方を私は自分自身で見る。
私自身の目がこの方を見る。ほかの者ではない。私の思いは胸の内で絶え入るばかりだ」と記されています。

主は私たちの魂だけでなく、肉体をも贖ってくださいました。
主は死の力から私たちを贖っただけでなく、 墓という牢獄からも教い出してくださったのです。

God Bless You!!


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