2018年8月13日(月)の手紙

2018年8月13日(月)


『怒りをおそくする者は勇士にまさり自分の心を治める者は町を攻め取る者にまさる。』箴言16章32節


これはどういう意味でしょうか。

強くて元気な男が、じっと我慢する人よりも良いに決まっています。
強いスポーツチームには、いつでも多くのファンが集まります。
我慢の人が歓呼の声で迎えられることはありません。

それにしても、いったいだれが、善とか悪とか、良いとか、より良いとかを、決めるのでしょうか。
世論ですか。
政府、哲学者、神学者、先生、それとも私たち自身の良心でしょうか。

何が本当の「善」であるかを言えるのは、ただひとり、世界の主、さばき主なる神です。
その主が聖書を通して、「怒りをおそくする者は勇士にまさる」と宣言されるのです。

なんと奇妙なことばでしょう。
「怒りをおそくする者は、怒りやすい者にまさる」ならばわかります。
ところが「勇士にまさる」というのです。

もっとも、勇士がいけないのではありません。
強壮で頑健であれば、それほどよいことはありません。
その人は神に感謝すればよいのです。

けれども、怒りをおそくする者はさらにまさる。
なぜでしょうか。

怒るにおそい人とは、時間を持つ人です。
聖書はサタンについて、彼は「自分の時の短いことを知っている」と言います。
時間がなくて追い立てられるのは、サタンの典型的な特徴なのです。

神は時間をお持ちです。

神は「第七日目に… 休まれた」お方です。
また、「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」のです。

神には平安、落ち着き、喜びがあります。
そして、怒りをおそくする人は、神の側に立つ人であり、イエスを通して与えられる主の力によって生きる人です。

主イエスよ。
平安のない私たちの心を、あなたにあって静めてください。アーメン

God Bless You!!


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