2017年2月25日(土)
『このように、あなたがたにも今は不安がある。しかし、わたしは再びあなたがたと会うであろう。そして、あなたがたの心は喜びに満たされるであろう。その喜びをあなたがたから取り去る者はいない。』ヨハネによる福音書16章22節
色欲、大食い、拝金主義、怠惰、復讐、そして嫉妬、更に高慢は、七つの大罪と言われてよく知られている。
これは、六世紀に定められたものだけれど、四世紀に定められた原本については、あまり知られていない。
そこには、この七つに加えて「悲しみ」が含まれていた。
長い時間が経つうちに、「悲しみ」は大罪のリストから省かれていったのだろう。
生まれつき明るい性格の人がいる。
そういう人は、歯磨き粉のコマーシャルでも出ているかのように、常に白い歯を見せて幸せそうに笑っている。
その一方で、いつも悲しそうな人がいる。
彼らは生活や人生の重荷についていつも苦しんでいる。
悪いことが起これば、落ち込んでしまうのは当然だろう。
誰もが明るい人生観を持っているわけではない。
一方、喜びはイエス様がすべてのクリスチャンに約束された賜物だ。
私達は、それを忘れてはいけない。
そして、悲しみに心が支配されないように気をつけなくてはならない。
イエス様がユダに裏切られた夜「…その喜びをあなたがたから取り去る者はいない」と弟子達に約束された。
喜びが、「御霊の実」であることを思い出そう。
状況は悲しくても、その向こうにあるものを見ることができるように祈ろう。
そして、私達を待っている喜びに目を留め、心を震い立たせることができるように助けていただこう。
God Bless You!!
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