2017年10月11日(水)の手紙

2017年10月11日(水)

『このように、あなたがた自身も、罪に対して死んだ者であり、キリスト・イエスにあって神に生きている者であることを、認むべきである。』ローマ人への手紙6章11節


保育園で4歳の子どもが騒ぎを起こしたと聞いて、母親が問いただした。
「いったい何をしたの?」
すると、その子が言った。
「友だちにむかついたんだ。
でも、ママが人をたたいてはいけないと言うから、別の子にたたいてもらったんだ。」

こんなに小さな子が、どこでそんな悪知恵を習ったのだろう。
聖書によるなら、習うまでもなく、生まれつき身についていると言う。
これは、人間の堕落した本性の一端。
私たちみんなが、生まれつき持っている性質だ。

だけどクリスチャンならば、堕落した性質に従って行動する必要はない。
聖書は「わたしたちは、この事を知っている。
わたしたちの内の古き人はキリストと共に十字架につけられた。
それは、この罪のからだが滅び、わたしたちがもはや、罪の奴隷となることがないためである」と語っている。

私たちは「新しく造られた者。」
「罪から解放されて神の奴隷」となったのだ。

もちろん、クリスチャンにも肉の欲や罪の誘惑との戦いがある。
だけど、今や「あなたがた自身も、罪に対して死んだ者であり、キリスト・イエスにあって神に生きている者」なのだから、私たちは、神がほめたたえられるような道を選択して歩んでいくことができる。

あの幼い男の子のように仕返しをしようとしてはいけない。
それよりも「また、あなたがたの肢体を不義の武器として罪にささげてはならない。
むしろ、死人の中から生かされた者として、自分自身を神にささげ、自分の肢体を義の武器として神にささげるがよい」というローマ人の手紙6章13節御言葉に従っていきたい。

God Bless You!!

a:180 t:1 y:0