2013年8月18日(日)

2013年8月18日(日)


『よく聞きなさい。全世界のどこででも、この福音が宣べ伝えられる所では、この女のした事も記念として語られるであろう』マタイによる福音書26章13節


聖書の登場人物達に驚かされる事がよくある。
今日の御言葉に登場する女性は、その中のひとりだろう。
それは、マリヤだ。
イエス様は、福音が宣べ伝えられる所では、どこでも彼女の事が語られると言われた。

大衆の年収以上の高価な香油をイエス様に注ぐという物惜しみしない行動は、食事をしていた人達の一部からひんしゅくを買った。
マリヤは、イエス様の死を予期していたのだろうか。

「何のために、こんな無駄な事をするのか」と弟子達は彼女を責めた。
でも、もしそれが食事の席じゃなくて、イエス様の葬儀の場だったら、彼らの態度は違っていたのかも知れない。
だけどマリヤは、生きているイエス様のために高価なもので愛をあらわしたので、無駄遣いだと非難されたのだ。

私達は、最高の香油を生きている人々のために使わなくてはいけない。
それなのに、亡くなってから「あの人にはとても感謝していた」と初めて言葉にする事があまりにも多すぎるんじゃないだろうか。

「あなたに感謝しています」とか、「あなたを大切に思っています」と言葉にすれば、励まされたり、光栄に思ったりするかも知れない人が、私達の家族や友人の中にもいる。

もしそうなら、その人が生きているうちに気持ちをしっかりと伝えよう。
明日が必ず来るとは、誰にも約束されていないのだから。

God Bless You!!

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