2013年8月10日(土)

2013年8月10日(土)


『主なる神の霊がわたしに臨んだ。これは主がわたしに油を注いで、貧しい者に福音を宣べ伝えることをゆだね、わたしをつかわして心のいためる者をいやし、捕われ人に放免を告げ、縛られている者に解放を告げ』イザヤ書61章1節


どこへ行くにも、油の缶を下げている変わり者の老人がいた。
そして、きしんで開きにくくなった扉や門があると、ちょうつがいに油をさしてあげていた。
おかげで、後から来た人はスムーズにそこを通れるようになった。

人生がスムーズに運ばないで、悩んでいる人達が大勢いる。
このような人達にどう向き合うか、私達にはふたつの選択肢がある。
相手を批判して余計に苦しませるか、イエス様のような態度で親切にしてあげるかだ。

負い切れないほどの重荷を背負いながら、思いやりのある言葉という「油」を求めている人がいる。
挫折して投げ出す寸前の人もいる。
だけど、ささやかな励ましでもあれば、その人達は希望を取り戻せるかも知れないのだ。

頑固で意地悪な人も確かにいる。
だけど、こういう人でも、毎日優しさという「油」をさされたなら、キリストの救いの恵みに心を開くかも知れない。

イエス様を自分の救い主であり人生の主として迎えるなら、その人の心に聖霊様が住んでくださり、他の人を祝福できるようにしてくださる。
だから、毎日自分の家庭やその他の場所で、神様の油を注ぐなら、多くの傷付いた人々にイエス様の素晴らしさを伝え、喜びの油を注ぐ事ができる。

もしかして、あの油缶を持った老人は、それほど変わり者じゃなかったのかも知れない。

God Bless You!!

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