2013年7月26日(金)

2013年7月26日(金)


『だから、愛する兄弟たちよ。堅く立って動かされず、いつも全力を注いで主のわざに励みなさい。主にあっては、あなたがたの労苦がむだになることはないと、あなたがたは知っているからである』コリント人への第一の手紙15章58節


伝道に疲れた牧師が、夢を見た。
彼は夢の中で大きな岩に石斧を振り下ろしていた。
その岩を砕くのが、彼の仕事だったけれど、それは硬すぎて、何度やってもびくともしなかった。

ついには疲れ果て、がっかりして諦めようと思ったけれど、その時、ひとりの見知らぬ人があらわれて、言った。
「あなたは、その仕事を命じられたのではないのですか。
あなたの義務は、結果はどうであれ最善を尽くす事です」

牧師は決意を新たにして、石斧を高く振りかざすと、その岩をめがけて思いっきり振り下ろした。
すると、その岩は粉々に砕けたのだ。
何と彼は、あとひと振りというところで、危うく投げ出すところだった。

それがいかに難しく見えても、神様から与えられた仕事を止めてしまう事は、神様の御心じゃない。
私達は、成功が望めないように思う時でも、粘り強く忍耐するなら、神様は豊かな報いを与えてくださる。
だから、忠実にやり通さなければいけない。

時には、奉仕に疲れる事もあるだろう。
あまりにもがっかりして、さじを投げる寸前かも知れない。
だけど、そんな時は、この話を思い出して欲しい。

それ以上に、今日の御言葉を決して忘れないで欲しい。
努力を続けるなら、失敗は敗北じゃないのだから。

God Bless You!!

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