2013年5月8日(水)

2013年5月8日(水)


『ところが、主が言われた、「わたしの恵みはあなたに対して十分である。わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」。それだから、キリストの力がわたしに宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう』コリント人への第二の手紙12章9節


神様に何かを祈ったなら、祈りの応えは「可」か「不可」もしくは「待て」だと、私達は教えられてきた。

当然、ありがたくはないけれど、それが「不可」でも、応えは応えだ。

使徒パウロは、身体の「とげ」を取ってくれるように三度も祈ったけれど、その応えは、彼の希望通りじゃなかった。

この「とげ」が何であったにせよ、それはパウロを弱くした。
力強く宣教するために、パウロは「とげ」からの解放を願ったけれど、その願いは叶わなかった。

だけど、パウロの祈りは確かに応えられたのだ。
「ところが、主が言われた、「わたしの恵みはあなたに対して十分である。
わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」と。

この時から、パウロは新しい誇りを持つようになった。
それは、キリストの内にある弱さと強さだ。

パウロは最初、とげは障害だと思っていたけれど、後には神様からの恵みだと悟った。

「弱い部分を強くしてください」という祈りは、叶わなかったのかも知れない。
だけど、忘れないで欲しい。
神様の恵みは、私達に十分だと言う事を。

神様は、障害を恵みに変える事ができるお方なのだ。

弱さの中に、強さがある。
苦しみの中に、祝福がある。
まさに手も足も出ないと感じる時、神様の恵みと力が支えてくれるから。

God Bless You!!

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