2013年5月18日(土)

2013年5月18日(土)


『イエスの愛しておられた弟子が、ペテロに「あれは主だ」と言った。シモン・ペテロは主であると聞いて、裸になっていたため、上着をまとって海にとびこんだ』ヨハネによる福音書21章7節


昔、日曜学校を担当していた時に、「見つけた!」というゲームを子ども達と一緒にしていた。
身の周りで、神様の働きを感じさせるものに出会ったら「見つけた!」と叫ぶのだ。

たとえば、美しい夕日や小さな野に咲く花を見つけたり、ある子どもは私の手を取って「見つけた!」と言った。
何て、いい子だろう(笑)

こうやって、子ども達は、神様がこの広い世界と自分達の暮らしの中にいかに臨在しておられると確かめられるのだ。

このゲームで思い出すのは、イエス様の弟子達があてもなく漁に出かけた時の事だ。
早朝、彼らは霧の中、岸辺に立つ男性を見かけたけれど、それがイエス様だとは気付かなかった。

「子たちよ、何か食べるものがあるか」とその人に尋ねられると、弟子達は「ありません」と答えた。
「舟の右の方に網をおろして見なさい。そうすれば、何かとれるだろう」
弟子達がその通りにすると、網は引き上げられない程の魚でいっぱいになった。
その数は、何と153匹の大きな魚だった。

その時、「あれは主だ!」
この瞬間こそ「見つけた!」時であり、イエス様に気付いた最初の人は「イエスの愛しておられた弟子」ヨハネだった。

特別な出来事であろうが、日常的で些細な出来事に関わらず、その中にイエス様を見る目が与えられるように祈ろう。
気をつけていれば、神様の御手が今も働いているのが分かるはずだ。
私達の周りに、どれほど多くの神様の恵みとご自身の臨在が満ち溢れているのかを「見つけた!」と宣言しよう。

勿論、神様の偉大さ、英知、力、心遣い、そのすべてを理解する事はできない。
だけど、神様はどこに行ってもそばにいてくださる。
そうわかっているなら、それで十分だ。

God Bless You!!

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