2013年4月4日(木)
『しかし、おまえはヨシュアに命じ、彼を励まし、彼を強くせよ。彼はこの民に先立って渡って行き、彼らにおまえの見る地を継がせるであろう』申命記3章28節
イスラエルの民の先頭に立とうとしているヨシュアを、モーセが励ます場面がある。
ヨシュアの心は、自分はモーセの後継者として不十分だという不安や恐れで満ちていたに違いない。
だから、神様はヨシュアを励ますようにモーセに命じられたのだ。
新たな挑戦を前にした時に、自分を駆り立ててくれる励ましの言葉は、誰にでも必要だろう。
それだけじゃなくて、家庭や職場でも、日常の責任を果たしていく時には、感謝の言葉やほめ言葉が必要なのだ。
ある男性が自殺をした。
その原因を探るために、調査が行われたけれど、帳簿にも不正はなく、彼がなぜ自ら命を絶ったのか、誰にもわからなかった。
ところが、1枚のメモが見つかり、そこにこう書かれていた。
「30年間、励ましの言葉をかけてもらった事は一度もない。
もう、クタクタだ」
多くの人達は、自分は認められているというささやかな証しを求めている。
暖かい笑顔の握手や、「よく頑張ったね」と言う言葉、その人の性格や仕事の良い点を評価した言葉を欲しがっている。
勿論、神様は私達にとって一番の応援団長だ。
大旗を振って、私達を応援し励まし続けておられる。
だけど、人は一体それをどのようにして経験するのだろう。
それは、私達を通してなされる時がある。
ほんの一声をかける事は、大した事じゃない。
だけど、励ました一言は、信じられないような働きを生み出す力になるのだから。
God Bless You!!
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