2013年4月30日(火)

2013年4月30日(火)


『それでは、これらの事について、なんと言おうか。もし、神がわたしたちの味方であるなら、だれがわたしたちに敵し得ようか』ローマ人への手紙8章31節


夫と一緒にふたりの息子を連れて、ナオミは飢饉のイスラエルを離れて、モアブに移住した。
息子達はそれぞれ、ルツとオルパと結婚したけれど、やがて夫もふたりの息子も亡くなってしまった。
彼女はイスラエルに戻る決心をした。

だけど、嫁達はモアブに残った方が良いと考えて、ナオミは言った。
「娘たちよ、それはいけません。主の手がわたしに臨み、わたしを責められたことで、あなたがたのために、わたしは非常に心を痛めているのです」

ナオミの考えは、正しかったのだろうか。
勿論、異教の地であるモアブに移り住んだ事は、不信仰だったのかも知れない。
だけど、神様が敵になられたと言う事は絶対にない。
その証拠に、ナオミとルツがイスラエルに戻ると、神様はふたりの生活の必要を十分に満たしてくださった。

もしかしたら、私達の中には失業中だったり、不治の病に犯されていたり、障害を持った子どもを育てていたり、老人性痴呆の家族を介護している人もいるかも知れない。
神様を信じていても、確かに苦しみが襲ってくる事もある。
だけど、神様はいつも私達の味方である事に変わりはない。

たとえ死でさえも、神様の愛から私達を引き離す事はできない。
勿論、神様は、私達を訓練される事がある。
だけど、その時でさえも、敵になる事は絶対にない。
そう、絶対にない。
神様は、いつも私達の味方なのだ。

God Bless You!!

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