2013年4月17日(水)

2013年4月17日(水)


『主よ、あなたの道をわたしに教えてください。わたしはあなたの真理に歩みます。心をひとつにしてみ名を恐れさせてください』詩篇86篇11節


ホセアの時代、イスラエルの民は、真の神と偶像の両方を崇めようとしていた。
この分裂した心を、預言者であるホセアはわかりやすくたとえている。

まず、神の口にも偶像の口にも合わない、生焼けのパン菓子のようだと言った。
そして、歳をとった事に気付かない高慢な老人のように、霊的な衰えにも気付かず、異教徒達の国から国へと飛び回る、思慮のない愚かな鳩のようだと言っている。

現代を生きるクリスチャンも、この「分裂した心」という病気に悩まされている。

私達は、イエス様を信じているけれど、このお方に自分の人生のすべてを委ねようとはしない。

教会には行っているけれど、イエス様への信仰が、自分の成功や楽しみを奪うなら、その信仰はいとも簡単に退けられてしまう。

ある時はクリスチャンだけれど、ある時には、まったく神を知らない者のように生きる事ができるのだ。

この分裂した心は、深刻な結果を生んでしまう。
それは、神を悲しませてしまう事だ。
そして、大きな試練に会うまで、自分の霊性が衰えている事に気付かない事だってある。
気晴らしから気晴らしへと渡り歩く、満たされない人生を送ってしまう事になるかも知れない。

私達は、イエス様を信じているクリスチャンだ。
それは、いつでも、どこにいても決して変わるものじゃない。

クリスチャンである事は、決して恥ずかしい事でもないし、隠すような事でもない。
命を懸けて救われた命なのだから。

God Bless You!!

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