2013年4月14日(日)

2013年4月14日(日)


『貧しい者をかえりみる人はさいわいである。主はそのような人を悩みの日に救い出される』詩篇41篇1節


イエス様が、山上の垂訓で「さいわいな者」について語られた事は有名だ。
だけど、意外に知られていないのが、今日の御言葉じゃないだろうか。

旧約聖書の原語であるへブル語で、「かえりみる」とは、「他人の必要について考える」こと、「貧しい者」とは、「助けを必要としている人」を意味している。

私達の周りには、愛や希望、神様を知る機会がなくて弱っている人達が大勢いる。
私達は、世の中のすべての悩みや苦しみを解決する事はできないけれど、自分の身近にいるそういう人達に手を差し延べる事はできるんじゃないだろうか。

お金を持っていなければ、自分の時間や労力を提供する事はできる。
「あなたの事を思っている」と伝える事ができる。
彼らの話に耳を傾けたり、礼儀正しく丁寧に接したり、祈ったり、励ましの手紙を書いたり、イエス様について話す事もできる。
何もできなくても、優しく接する事ができる。

「勝ち組」になろう、「幸せ」になろうと、自分の事だけに執着している人達と、隣人に惜しみなく与えている人達の人生は、あまりにも違っている。

気が付いていないだろうけれど、与える者は、実は多くのものを受け取っているのだ。

God Bless You!!

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