2013年4月11日(木)

2013年4月11日(木)


『あなたがたは、主にあっていつも喜びなさい。繰り返して言うが、喜びなさい』ピリピ人への手紙4章4節


性格というものは、生まれつきの場合も多い。
陽気で外交的な人もいれば、物静かな性格の人もいる。

だけど、生まれつきの性格はどうであれ、人生の試練をどう受け止めるかによって、決定づけられる人柄というものがある。

多くの讃美歌を生み出したファニー・クロスビーは、生後6週間で視力を失ったけれど、90年余り生き、人々に愛唱される何千曲もの讃美歌を世に送り出した。

92歳の誕生日には、明るくこう言っている。
「もし、私より幸せな人が世界のどこかにいたら、ぜひお会いして握手をしたいものです」と。

多くの人が「悲劇」だという境遇で、クロスビーがそのように幸せだったのはなぜだろう。
それは、いつも主にあって喜んでいる事を、幼い頃に選択したからだ。

彼女は、たった8歳の時にそう決心し、実行し続けたのだ。
「他の人なら見過ごしてしまう神様の恵みを、私はどれほど多く感じ喜んでいるでしょう。
盲目だからと言って泣いたり、ため息をついたりという事はできないし、するつもりもありません」と彼女は言っている。

自己憐憫か喜びかの二者択一を迫られたなら、ぜひ喜びを選ぼう。
自己憐憫は、まるで薔薇のとげに文句を言うようなもの。
だけど喜びは、とげの中に咲く薔薇の美しさに目をとめる事だから。

God Bless You!!

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