2013年4月10日(水)

2013年4月10日(水)


『こういうわけで、私たちを、キリストのしもべ、また神の奥義の管理者だと考えなさい』コリント人への第一の手紙4章1節/新改訳


パウロは、この「しもべ」という言葉に、普段は使われていないギリシャ語を用いている。

文字通りの意味は、「下段の漕ぎ手」で、当時のローマ戦艦のオールを漕いでいた奴隷の事を指している。

何という表現だろう。この偉大な使徒は、権威ある立場を主張できたのにもかかわらず、自分の船倉で他のクリスチャンと一緒にオールを漕ぐガレー船の奴隷に過ぎないと言っているのだ。

これは、一般的に考えられている「リーダーのあり方」の概念と明らかに違っている。
私達は、大きな帆船の甲板にさっそうと立って、采配をふるって船上のすべてを支配するという船長がリーダーだと思いがちだ。

だけど、イエス様が私達の本当の船長なのだ。
教会の目指すべき方向、成長するスピード、その規模の大小は、イエス様が決められる事だ。

私達の務めは、肩書や役割に関係なく、イエス様をしっかりと見つめて、漕ぎ続ける事だ。

God Bless You!!

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