2013年4月1日(月)

2013年4月1日(月)


『しかし彼らはまもなくそのみわざを忘れ、その勧めを待たず』詩篇106篇13節


困った時の神頼み、という言葉がある。
その問題が解決すると、感謝はするけれど、喉もと過ぎれば熱さを忘れるように、次に何かあるまで、神様とは疎遠に暮らすのだ。

もしあなたが、この少女のようなら、気を付けなければいけない。

少女は、暗い階段を上るのが怖いので、いつも召使いが付き添っていた。
母親は、イエス様と一緒に上っていただき、恐れを克服しなさいと少女に言い聞かせていた。

少女は、母の言い付け通り、イエス様と一緒に階段を上って行った。
そして「ありがとう、イエス様。
もう、行ってもいいわよ」と言う声が階段の上から聞こえて来た。
それは、いつも召使いに言っていた言葉だ。

この言葉は、とても罪深い。
イエス様は、召使いなんかじゃない。
まして、私達の人生からイエス様を追い出すような態度をとってはいけない。

イスラエルの民は、神様の憐れみを当然の事のように扱い、悔い改める事もしないばかりか、神様を無視して、他の偶像に仕えた。
その結果、彼らの霊性は、栄養失調のような状態になってしまった。

私達は、神様を自分の思い通りに動かせるなどと考えてはいけない。
むしろ、神様の思いに従って行く者でありたい。

人生の暗がりを、イエス様と一緒に歩んでいただく事はとても大切だ。
だけど、その後「さようなら」を言うのではなく、いつも主に寄り添って生きて行こう。

神様は、問題を解決してくれる便利屋じゃない。
私達の命を懸けてでも従って行くに値するお方なのだ。

God Bless You!!

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