2013年2月13日(水)

2013年2月13日(水)


『あなたを捨て、あなたを離れて帰ることをわたしに勧めないでください。わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です』ルツ記1章16節


ルツは、若くして夫を亡くした女性である。
義母も夫を亡くしていて、生活の保障はなかったし、嫁のルツが彼女の世話をする責任は、法的にも世間的にもまったくなかった。

ルツが再婚できる可能性の高い故郷のモアブに留まる事を、悪く言う人は誰もいなかっただろう。
ナオミも、そのようにしなさいと、しきりに勧めもした。

だけど、ルツは義母と一緒にユダの地に行き、今まで仕えてきた神様に従おうと、堅く決意をしていた。

彼女の献身は、賞賛に値する。
神様に対する揺るぎない思いと、弱い人に仕えようとする強い決意がルツにはあったからだ。

ルツの人生は、自分を犠牲にしても神様を愛する事の価値を、私達に教えてくれている。
また、人のために自分を惜しみなく捧げる人を、神様がどれほど豊かに祝福してくださるのかという事も証ししている。

本当に、満足し充実した人生とは、神様と人とを愛する事なのだと、ルツの生き様を通して私達は知る事ができる。

今、私達の生き様を通して、何を伝える事ができるのだろう。

God Bless You!!

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