2013年11月8日(金)

2013年11月8日(金)


『それと同じく、舌は小さな器官ではあるが、よく大言壮語する。見よ、ごく小さな火でも、非常に大きな森を燃やすではないか』ヤコブの手紙3章5節


時々、海外で起こった大きな山火事のニュースが流れる。
山火事は、何か月も鎮火する事なく、何百平方メートルも消失させ、数億円もの被害を出したといったものだ。
だけど、何よりも驚いた事は、その大火災の原因が、観光客が捨てた、たった一本のマッチだった事だ。

ヤコブは、小さな火花と大きな火災という比喩を用いて、無頓着で軽率な言葉が大きな害を引き起こすと語っている。

聖書は、私達の「ひとこと」には破壊的な要素が潜んでいるという事実を過小評価してはいけないと警告している。
過激な「ひとこと」は、烈火のような怒りを引き起こすきっかけにも成り得る。

人の言葉は、肉体を傷つけなくても、心をずたずたに裂いてしまう事だってあるのだ。
だけど、人の言葉によって、励まされたり、笑ったり、立ち上がる力を与える事だってできる。

聖書は、「上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、またあわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないもの」だと教えている。

だから、私達は何かを言う前に、神様の知恵によって私達の心を探っていただこう。
私達は、デストロイヤーじゃなく、ビルダーなんだから。

God Bless You!!

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