2013年11月10日(日)

2013年11月10日(日)


『目標を目ざして走り、キリスト・イエスにおいて上に召して下さる神の賞与を得ようと努めているのである。兄弟たちよ。どうか、わたしにならう者となってほしい』ピリピ人への手紙3章14節、17節


私達は、過去の失敗を繰り返さないと同時に、失敗を恐れる気持ちに打ち勝っていく必要がある。
恐れは、精一杯頑張る気持ちを、妨げるからだ。
私達は、決して、明るい未来の上に、暗い過去の影を落とさせてはいけない。

パウロは、自らの過去を「忘れ」、将来に期待をかけていた。
これは、パウロからその時の記憶が消えたという意味じゃない。
神様が赦してくださったので、彼は過去の自分に対するプライドや罪悪感から自由になったのだ。

だけど、パウロが「忘れた」のは、それだけじゃない。
過去のすべての功績や名誉、立場も、一緒に「捨てて」しまったのだ。

この態度は、パウロに今を生きる力を与え、キリスト・イエスにおいて、上に召してくださる神の栄冠を得させるために、目標を目指して一心に走っているのですと語らせた。

パウロの心は、イエス様をどこまでも深く知ろうと自らを駆り立てるような熱い情熱に燃えていた。
私達も、心を新たにして、イエス様に自らを捧げる必要があるんじゃないだろうか。
そうすれば、過去から教訓を得て、勇気を持って未来を見つめ、今を十分に生きられるように、イエス様は力を与えてくださるのだから。

God Bless You!!

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