2013年1月9日(火)

2013年1月9日(水)


『わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる』ピリピ人への手紙4章13節


子育てに疲れ切っていたクリスチャンの女性が、ある日、夫の職場に涙声で電話をかけてきた。
教会の婦人が家に来て、「わたしを強くしてくださるかたによって、何事でもすることができる」と言う御言葉を冷蔵庫のドアに張っていったのだそうだ。

勿論、その婦人に悪意はない。
むしろ彼女を助けるつもりだったのだけれど、かえって悲しい思いをさせてしまったのだ。

聖書の御言葉を持ち出すだけではいけない時がある。
確かに、御言葉には人を生かす力がある。
だけど、もろ刃のように鋭いものでもある。

だから、むやみに神の御言葉を押し付けてはいけない。
彼らは、生ける力ある御言葉を受け取る準備ができていないのかも知れないから。
だけど、御言葉を慕い求める者には、命の源となる。

もし、御言葉を受け取る準備ができていない人には、今日、あなたにできる励ましを与えよう。
手紙を書いてもいい。
食事を作ってあげるものいい。
子守をしてあげたり、黙って耳を傾けるのも大切な事だ。

私達が、神の御言葉を受け入れ、従うなら、御言葉を押し付ける以上に多くの人に励ましや慰めを与える事ができるだろう。

御言葉は、他の誰でもない。
「あなた」に与えられた言葉なのだから。

God Bless You!!

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