2013年1月3日(木)

2013年1月3日(木)


『わたしは、あなたがたに会うことを熱望している。あなたがたに霊の賜物を幾分でも分け与えて、力づけたいからである。それは、あなたがたの中にいて、あなたがたとわたしとのお互の信仰によって、共に励まし合うためにほかならない』ローマ人への手紙1章11節~12節


ある男性は、半年前に聖書学院を卒業して副牧師になった。
だけど、教会の若い人達には人気がなかった。
クリスチャン・ホームの親達からも批判の声が出始め、副牧師は、悩み始めた。

ある日、主任牧師と古株の教会役員から話があると言われて、「やれやれ、ついに来たか」と妻につぶやいた。

部屋に入って席に着くと、古株の教会役員が、彼の目をまっすぐに見て言った。
「君への風当たりが強くなっていると聞きました。
でも、私達は、君が良くやっていると感じています。
それを言っておかなければと思い、来てもらいました。
まだ結果が出ていませんが、きっと出ると信じています。
君は、私達がお願いした事をきっちりやっています。
こらからも、その調子でお願いします」

この副牧師が、どれほど励まされたかは想像できない。

それからの彼は、自信を持って奉仕を始めた。
しばらくすると、教会の若い人達が集まり始めて、彼らは霊的にも成長しはじめたのだ。

パウロは、自分がローマにいるクリスチャンに会いたいのは、互いに励まし合えるからだと言っている。
暖かい励ましによって、どれほど助けられるか、私達もすでに体験しているのではないだろうか。

もし、今日、予期せぬ励ましを受けたなら、イエス様に感謝しよう。
また、誰かを励ますように導かれたなら、そうしよう。

私達は、励ます者になる事ができる。
それは、励まされる事にもなるだろう。

私達の言葉の力で、人を励ます事も、傷付ける事もできる。
人を笑顔にする事も、しかめ面にする事もできる。

だけど、励ましの炎は、冷えた心を再び暖かくする力を持っているのだ。

God Bless You!!

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