2013年1月28日(月)

2013年1月28日(月)


『しかし、働きはなくても、不信心な者を義とするかたを信じる人は、その信仰が義と認められるのである』ローマ人への手紙4章5節


まったく売れなかったミックスケーキの話がある。

作り方は、ただ水を加えて焼くだけ。
製造元は、初め、なぜ売れないのか理解に苦しんだけれど、調査の結果、水を加えるだけのミックスケーキは信用できないと、消費者が思っている事がわかった。
簡単すぎたのだ。

そこで、今度は、水と卵を加えて焼くようにレシピを変更した。
このアイディアは大ヒットして、売り上げは飛躍的に伸びたのだ。

この話は、救いの計画に対する人々の反応に似ている。
人々は、「ただ、信じるだけで救われる」と聖書が語っていても、それでは簡単すぎると感じている。

それ以外にも、何かをしなければいけないのではないか、神様の救いのレシピに何か加えるものがあるのではないかと考えている。
神様の恵みと永遠の命にあずかるために、すべき善行があるのではないかと思っている。

だけど、聖書ははっきりと断言している。
私達が行った義のわざによってではなく、神の憐れみのゆえに救われるのだと。

神様は、あのミックスケーキの製造会社のように、救いのレシピを変更して、市場うけを狙ったりはされない。

私達が伝える福音は、いかに簡単すぎると言われても、行いによって救われるというものではない。
救いは、神様からの贈り物で、決して私達の努力によって勝ち取るものではない。
イエス様を信じるすべての人に、神様は喜んで永遠の命を与えられる。

これが私達の福音なのだ。

God Bless You!!

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