2012年6月22日(金)
『イエスは夜明けの四時ごろ、海の上を歩いて彼らの方へ行かれた。弟子たちは、イエスが海の上を歩いておられるのを見て、幽霊だと言っておじ惑い、恐怖のあまり叫び声をあげた』マタイによる福音書14章25節~26節
嵐はしばしば、訪れる。
私達は、そのたびに、暗くなった空を見上げて言う。
「神よ。どうか、少しでも光をください」
光りは弟子達のもとにやってきた。
人影が彼らに向かって、水の上を歩いてきたのだ。
それは、弟子達が予期していた事ではなかった。
たぶん、彼らは御使い達が天から降りてくるか、天が開くのを期待していたのだろうか。
私達は、彼らが何を求めていたかは知らない。
だけど、ひとつだけ確かな事がある。
彼らはイエス様が湖の上を歩いて来られるのを期待していたのではないという事だ。
そして、弟子達が予想もしていなかった形でイエス様が来られたので、彼らはあやうく自分達の祈りに対する答えを見逃してしまうところだった。
よりによって、幽霊だと思ってしまった。
私達もよく耳をすまし、じっと見ていないと同じ失敗を犯す恐れがある。
神は私達の暗い夜に、星のように確かに輝いている。
私達の思っているような答え方ではないけれど、神は私達の祈りに答えてくださる。
だから幽霊だなんて言わないで、じっと見て欲しい。
そして気付いて欲しい。それがイエス様だと言う事を。
God Bless You!!
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