2012年5月2日(水)
『主よ、あなたでしたか。では、わたしに命じて、水の上を渡ってみもとに行かせてください』マタイによる福音書14章28節
ペテロはイエス様をためしているのではない。
イエス様に懇願しているのだ。
嵐の湖に足を踏み出すのは、道理にかなった行動ではない。
必死の行為だった。
ペテロは船のへりを掴み、片足を突き出した。
それからもう片方の足も。
彼は何歩か進んだ。
それはまるで、彼の足の下に見えない岩山の尾根が続いているようだった。
尾根の向こう端には、決して諦めないイエス様の輝く顔があった。
私達も実は同じ事をしている。
私達は困り果てると、イエス様のもとに行く。
善行という名の船を捨てる。
私達は、人間の力では救われない事に気付く。
そこで私達は、必死に神に目を向ける。
その時、私達はこの世のあらゆる善行は、完全なるお方の前では取るに足らぬものにすぎない事に気がつくのだ。
God Bless You!!
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