2012年12月24日(月)

2012年12月24日(月)


『あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである』ルカによる福音書2章12節


神の御使いは、宗教の中心地であるエルサレムを避けて行った。
ベツレヘム近くのヘロデ王の王宮にも立ち寄らなかった。
何と、羊の群れを守っていた羊飼い達に現れたのだ。

その頃、神様が羊飼いに関心を持っているとか、羊飼いが神に関心を持っているなどと思っている人なんていなかった。

羊飼いが宗教にうといという事は、誰もが知っている事だった。
だから、ユダヤの指導者達は、彼らを売春婦達のように、「生まれつきの罪人」と同じように扱っていたのだ。

彼らは鼻つまみ者で、礼拝堂や「人並み」の社会から締め出されていた。
羊飼いも、神が自分達を憐れむ事は決してないと思っていた。

だけど、神様は羊飼い達に語られたのだ。
神様は、霊的な事に無関心だと思われていた多くの人達と同じように、羊飼い達が、ひそかに神様を求めていたのをご存じだったのだ。

私達もまた、何かを求めている。
だけど、自分を満たすために、どんなに努力をしても、遅かれ早かれまた空しくなる事を知っている。
だから、私達には救い主が必要なのだ。

御使いは、「今日、救い主がお生まれになった」と言った。
どこで、イエス様はお生まれになられたのだろう。

それは、ダビデの町だ。
そう、それはあなたの心というダビデの町なのだ。
今日、あなたの心に救い主なるイエス様がおられるのだ。

God Bless You!!

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