2012年11月2日(金)
『わたしは彼らのためばかりではなく、彼らの言葉を聞いてわたしを信じている人々のためにも、お願いいたします』ヨハネによる福音書17章20節
あのような友達がいたら、ヨブに敵は必要がない。
友達はヨブを気づかって訪ねてきたけれど、その結果は惨たんたるものだった。
心の痛みを分かち合うどころか、悪いのはヨブだと責め立てたので、ヨブの苦悩は更に深くなった。
だけど、ヨブは困惑と苦痛に勝利して、奈落の底から這い上がってきた。
この勝利への大切な第一歩は、自分を非難した友達のために祈る事だった。
イエス様も、何度となく弟子達にがっかりさせられたけれど、それでも弟子達のために祈られた。
苦悩の中で、まもなくペテロに「知らない」と言われる事を知りながらも、彼のために祈られたのだ。
イエス様は、私達のためにも祈っておられる。
イエス様に対して、友ではなく敵であるかのように行動する事のある私達なのに、イエス様は私達のために祈っておられる。
だから、たとえ傷つけられた事があっても、キリストの模範にならって、私達も祈ろう。
祈られている私達が、誰かの祝福を祈らないなんて決してしてはいけないのだ。
God Bless You!!
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