2012年11月13日(火)

2012年11月13日(火)


『主の聖徒よ、主をほめうたい、その聖なるみ名に感謝せよ』詩篇30篇4節


恐ろしい竜巻が、その町一帯を襲った時、男性は生まれたばかりの赤ちゃんを抱いてあやしていた。
やがて、風はおさまり平静になったけれど、彼の家は跡形もなく、赤ちゃんも吹き飛ばされていた。

ところが、ニュースによると、その赤ん坊は近くの空き地で発見され、大した怪我もなかった。
また、彼の家族全員が無事だった。

ニュースのリポーターが、「すべてのものを失って怒りを感じますか」と尋ねると、彼はこう答えた。
「いいえ、ただ神に感謝しています。赤ん坊も他の家族も、全員無事だったのだから。私達にとって、家族以上に大切なものは何もありません。

悲劇は、人生で何が一番大切なものかを教えてくれる。
すべてがうまくいっている時は、持ち物を過剰に意識する。
必需品ではない多くの物に縛られているのだ。

どんな家に住み、どんな車に乗り、どんな家具や電化製品を持って、どんな服を着て、どんな化粧品を持っているかなど、数えきれないほど、人並みの意識に右往左往している。

だけど、竜巻ですべてを失った人のように、極限状況に置かれると、生かされているだけで主を賛美する価値が十分にある事を知るだろう。

だから与えられている生命や、一緒に生きるように与えられている身近な人々の存在を感謝しよう。
それが、本当に大切な事なのだから。

God Bless You!!

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