2012年11月10日(土)

2012年11月10日(土)


『するとイエスは彼らに言われた、「さあ、あなたがたは、人を避けて寂しい所へ行って、しばらく休むがよい」。それは、出入りする人が多くて、食事をする暇もなかったからである』マルコによる福音書6章31節


神は、私達の人生のために、曲を作られた。
それで、音をはずさないように歌うのが、私達の役目だ。
すると、感動したり、達成感を感じたりするだろう。

主に仕えていても、それは同じ。
だけど、多くの熱心なクリスチャンは「間奏」を取る事が苦手みたいだ。
まるで、生きがいを失ったかのように感じてしまう。

神が、「しばらく休みなさい」と言われても、休憩したくないと思ってしまう。
休めば、歌うべき曲が終わってしまうように感じるからだ。

「毎日が休日」なんて最高じゃないか。
だけど、その状況に圧倒されてしまうと、満足できない今の暮らしが気になるのだ。

だけど、より良い旋律には主が備えられた「間奏」が必要だ。
神という偉大な作曲家が作られた音楽の完成度は、私達が知る以上に高くて美しい。

だから、休憩期間を楽しもう。
静かな時は魂を穏やかにし、次に控える旋律のための準備期間なのだ。
神が間違いをされたからでも、私達が不必要になったからでもない。
それは、神が作曲されたシンフォニーに初めから含まれていた必要な一部分であり、神が今日も、私達のためにタクトを振るっておられる。

指揮者は、何もかもご存じだ。
だから、私達はただ主を見つめて、主が書いてくださった楽譜に「休んで静かに」と記されているなら、その完璧なハーモニーを乱す、どんな音も鳴らしてはいけない。

それは、次のスタートを準備させるための、人生の休止符なのだから。

God Bless You!!

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