2012年10月12日(金)

2012年10月12日(金)


『われらのよわいは七十年にすぎません。あるいは健やかであっても八十年でしょう。しかしその一生はただ、ほねおりと悩みであって、その過ぎゆくことは速く、われらは飛び去るのです』詩篇90篇10節


世界中のほとんどの文化に、願掛けを題材とした民話がある。
これらの物語は、すべて望むものを手に入れたいという人間の願望から生まれている。

そんな寓話のひとつに、仕事に行く途中で、妖精と出会った株の仲買人の話がある。

その男性の願いは叶えられ、1年後の新聞を手に入れた。
大儲けしようと、急いで株価の欄を開けると、反対側のページには、思いがけない記事が載っていた。
それは、写真つきの死亡広告で、この男性が、前日に交通事故で死んだ様子を書いたものだった。

人生は短く、不確かなものだ。
私達にできるのは、神を求め続けるように祈る事だ。

地上の務めを終えた時、神様は私達の魂は富んでいると言ってくださるだろうか。
それとも、苦労して得たものを、結局この地に置いて来るほかなかったと、最後になってわかるのだろうか。

死とどう向かい合うかが、私達の生き方を決めるのだ。

God Bless You!!


a:311 t:1 y:0