2012年1月30日(月)

2012年1月30日(月)


『イエスは舟から上がって、大ぜいの群衆をごらんになり、彼らを深くあわれんで、そのうちの病人たちをおいやしになった』マタイによる福音書14章14節


イエス様の憐れみの後には、必ずと言っていい程に奇蹟が起こっている。

イエス様が「深くあわれんだ」のは、たまたまかわいそうに思ったという事ではない。
もっと現実的な事だ。
ギリシャ語で「あわれむ」とは、「内臓がねじれるような痛みを伴う」という意味があるそうだ。
即ち、イエス様は、人々の痛みを心の奥底から感じられたという事なのだ。

主は、足をひきずって歩く人の不自由さを、自分の不自由さのように感じられた。
病んでいる人の痛みを、自分の痛みのように感じられた。
重い皮膚病の人の孤独を、主も味わわれた。
罪を犯した人のいたたまれない気持ちを、主も味わわれた。

主は、ひとたび彼らの痛みを感じると、それを癒さずにはいられなかった。
そして、今日も主が私達を憐れんでくださっているから、私達の毎日の生活の中に「恵み」という奇蹟が注がれ続けているのだ。

God Bless You!!


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