6月17日(金)の手紙


2016年6月17日(金)

『エノクは神とともに歩み、神が彼を取られたので、いなくなった』創世記5章24節


創世記5章には、エノクの人生が短く紹介されている。
「そして彼は死んだ」という記述が八回も繰り返されているけれど、エノクの人生は、この死の記録の中で燦然と輝くダイヤモンドのようだ。

死を嘆く物語の中で、一筋の希望が見える。
エノクは、神と共に歩んだ。

神と共に歩むとは、エノクにとって、どういう事だったのだろう。
エノクと神の間には、文字通り並んで歩くような親しい関係があった。
また、堕落した世の中にあっても、神に対するぶれない姿勢を貫いていた。

エノクは、死を通らずに天に引き上げられた。
神は、このように彼の真実に報いてくださった。
神が造られた世界では、死は必ずしも最後通告ではないのだ。

エノクの歩みは、私達もまた主と親しく交わる事が出来ると教えてくれる。
私達も、日々誠実に神と共に歩もう。
神と共に歩むなら、それは正しい方向に向かっている事だから。

God Bless You!!

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