2020年7月9日(木)の手紙

2020年7月9日(木)


『それがあなたに何の関わりがありますか。あなたは、わたしに従いなさい。』ヨハネの福音書21章22節


主のしもべのすべてが、もっとこのようであったなら!
私たちについての主のみこころを、私たちみながもっと明確に知り、もっと断固として成し遂げていればよいのに。

ペテロにはペテロの道があり、ヨハネにはヨハネの道があった。
ヤコブにはヤコプの務めがあり、パウロにはパウロの務めがあった。

それは昔もそうだった。

ゲルション族には彼らの務めがあり、メラリ族には彼らの務めがあった。
そしてもし一方が他方の邪魔をしたら、務めを果たすことはできなかっただろう。
それぞれが固有の務めを行うことで、幕屋は運ばれ、組み立てられた。

私たちのこの時代にも、そうである。

神はご自分の家とぶどう園にさまざまな働き手を持っておられる。
石切り工、石材を四角に整える職人、石工、内装業者である。

全員が石切り工だろうか。
もちろん違う。
だが一人ひとりになすべき務めがあって、造営は定められた務めをそれぞれが行うことで進められていく。

石切り工が内装業者を蔑んだり、内装業者が石切り工を侮蔑の目で見下したりするべきだろうか。
とんでもない。
主人はどちらも必要としておられるし、悲しいことに私たちがあまりにもしばしばするように、一方がもう一方の邪魔をするたびに、それを正す誠実な言葉が耳に聞こえてくる。

「それがあなたに何の関わりがありますか。あなたは、わたしに従いなさ」。

C・H・マッキントッシュ


幸いなのは、男女を問わず、二番目の地位で喜んで仕えることのできる人です。

メアリー・スレッサー


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