2020年10月1日(木)の手紙

2020年10月1日(木)


『あなたは、人がその子を訓練するように、あなたの神、主があなたを訓練されることを知らなければならない。』申命記8章5節


神はパラドックスによって働かれる。
たとえば、成功は失敗を通して実現する、いのちは死から生まれる、などである。

クリスチャンの人生において、もろくも崩れる唯一の要素はなんとしても取り去られなければならない。
新たないのちが決して害されることも影響されることもないように。

この崩壊は、クリスチャンが自分では始めることも処理することもできないものだ。
自己は決して自己を追い出すことはできないからだ。
クリスチャンは聖霊のあわれみによって、崩壊に、絶望的な完全な失敗に、導かれるべきなのだ。

聖霊が用いられる手段はまだ救われていない友人であることが多いが、救われた友人だったりすることもある!
または不健康な状態が用いられることもある。

そう、健康もだ!
無数のものが聖霊に用いられる。

実のところ、「すべてのことを働かせて」、私たちの内にある最悪のものを明るみに出し、最終的に、クリスチャン人生は「もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられる」ものでなければならない、ということをわからせてくださるのだ。

人々や状況などは、決して失敗の原因ではないのである。
これらのものに対する自己の反応こそが、対処すべき原因であり、唯一の問題なのだ。

マイルズ・スタンフォード


我々について真実なことは、必ずしも我々にとって直真実ではない。

すべての信徒にとって自分がキリストの内に在るということは真実だが、主に対して真実であるためには、自らのたましいの経験においてその場所に到達しなければならないのだ。

エドワード・デネット


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